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小池都政を日々追ってみる

小池百合子都知事になって東京都の何がどう変わるのか具体的に調べてまとめていくのが目標

築地市場の将来性を調べてみました

豊洲問題 豊洲 築地

最近、築地市場自体が斜陽産業になってきているという意見をテレビ等で何回か見たのでどういうことか調べてみました。

 

まず築地市場の仕組みです。生産者→卸売業者→仲卸業者→小売店→消費者という流れで魚や野菜が移動しています。矢印ごとに手数料を取って稼ぐのが基本です。例えば、漁師が取った魚(500円)→卸売業者がセリで(550円)→仲卸業者が小売り店に(600円)→小売店がお客に(650円)→消費者が食べる。

卸売業者から直接小売店が買えば手数料が得じゃないかということなんですが、卸売業者から魚を買うのに鏡札と呼ばれる物が必要でこれを持っていないと卸売業者から魚を買うことができないんだそうです。その鏡札を持っているのが仲卸業者ということですね。この鏡札が昔は億を超えて取引されていたそうなんですが、今は数百万まで下がっているそうです。

 

ではどうして斜陽産業になっているのか

スーパー等の大型小売店が増え、漁師さんから直接魚を仕入れる小売店が非常に多くなっている事が主な原因だそうです。その為、右から左へ魚を流すだけの卸売業者は淘汰されていったようです。今残っている築地の仲卸業者の約半数が債務超過に陥っている等、経営面は深刻です。特権である鏡札がこれだけ値下がっているという事実からもすでに仲卸業者はおいしい商売ではないということがよく分かります。現状は築地というブランド名でなんとか生き残っている状態なのでしょうか。

 

これらの事から考えると豊洲に移転すると築地ブランドがなくなりただの手数料分だけ魚が高い市場ということになります。しかし築地に残っても現実は穴ぼこでサビだらけ、下水が溢れることもあってネズミもいる、雨漏り、コンクリート片が落ちてくる、アスベスト等、老朽化がとんでもないです。正直将来性のない産業に東京都は5000億以上も税金を突っ込んでしまったな・・・という印象が残りました。

 

生き残っていく可能性としては・・・

1 築地の再開発。

今になってみれば、最初にこれをやっていけば良かったのかもしれませんが、すでに5000億以上使った上、さらに多額の税金投入になる訳で斜陽産業にこれ以上税金を使うのは賢い支出とはいえないと思います。

 

2 豊洲ブランドを確立させる。

非常に難しそうですがもうこの可能性に賭けるしかないと思います。

 

豊洲市場への延期が続くことで築地の老朽化対策(穴ぼこを埋める等)も再開されたそうです、もちろん無料ではなく年に2億円の税金がかかるそうなので豊洲移転が早く進めばいいなと思いました。

 


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